●　成約済　●

2年前にリノベーションを施し、キャッチーでポップなお部屋に生まれ変わった区分所有のお部屋をご案内いたします。

建物は「開南バス停」から浮島通りへと抜ける細い道沿いにドンと構えたなかなか大きなマンション。
レンガタイル貼りの外壁イコール「ライオンズマンションシリーズ」と思い込んでいる方も多いと思いますが、かくゆう私もその一人でした。がしかし、よく見てみると「グリーンハイツ」と名のついた立派なヴィンテージマンションでございます。

学生の頃によく那覇の裏路地を無駄に歩き回った私ですが、この通りも例に漏れずおきまりのコースのひとつ。
今も変わらず建物の道沿いには植栽が青々としていて、緑の奥には小洒落たカフェ、洋服屋さんが軒を連ね、素敵な様子は健在。
おしゃれな上に、建物内にはクリニックまであるから素晴らしすぎます。

さてさて、お部屋の中はというと、玄関横にガラスで区切られた一室に目が止まります。
街中ならではの立地を活かして、自宅兼事務所なんて使い方も出来そうな間取りに心踊ります。廊下の先の扉を開けると、17帖のリビングダイニングが広がります。
南東側一面に広がる窓からの日差しが、リビングダイニングの隅々まで行き渡り、玄関扉を開け放つと心地良い風が吹き抜けます。
相当こだわったと見受けられる室内は、特徴がいろいろ。床はヘリンボーンの木目調タイル、壁のアクセントにブリックタイルとカラークロス。
天井には、新設したレジフードのスパイラルダクトが横たわり、既存壁材を取り払ったコンクリート壁が剥き出しのままで、墨出しの跡や壁材の接着ボンド跡が露わになっており、何処かニューヨークのSOHOの倉庫を彷彿とさせます。
かと言って、全ての部屋が男前過ぎても肩が凝ってしまうもの。水回りはメンテナンスしやすい住宅設備へお取替えしてシンプルにまとめております。足し算ばかりではなく、ちょっとした引き算も必要な、リノベーションのお手本的な空間に仕上げています。

開南バス停からバスに乗車すれば、県内の隅々までお出かけする事が出来きます。
県庁や市役所、国際通り、商店街から市場まで徒歩圏内なので生活便利で、通勤通学も便利な立地。那覇のカオスな雰囲気も残した界隈をお散歩しながら楽しむってのも良いのはではないでしょうか？

さすがにこの立地で、敷地内駐車場は難しいのですが、現オーナーが近隣に月極駐車場（徒歩1分程度）契約中でございます。
もし駐車場が必要でしたら、そのままお引き継ぎする事も相談可能です。青空駐車ですが（高さ制限有）ここら辺で1万円とは大変お得。

エントランスはオートロックではありませんが管理人さんが常駐している為安心感があり、全体的に清潔感がございます。
エントランス奥に無料の駐輪場もありますので、自転車生活も楽しみの一つになるかも。

text：おロック