のどかな環境で、ゆっくり、ていねいに暮らしたいな。と古民家をお探しの方はいませんか？
ここは、糸満市の豐原。特に目印のないのどかな住宅街の瓦家は(カーラヤー)、裏山も併せると441坪の土地付き。築50年の瓦家（カーラヤー）は、昔ながらの木造住宅そのままとはいきませんが、玄関や窓枠がアルミサッシュに入れ替えられ、コンクリートブロックの外壁と室内木造のハイブリット古民家。
台風や雨風の強い沖縄ではよく見られる改装が施されています。

全て和室で構成される室内は、現代の間取り表記には当てはまらない沖縄の伝統的な造り。
畳間が5室と土間のお台所で「5DK」と言いましょうか。障子の引き戸を取っ払えば、ぐるりと回れる2DKにもなりますが、、、やはりベストな表現ではない気がします。
土間部分は、床板を剥がしただけの改装途中といったところ。もともと、設備されていたキッチンシンクを取っ払っい、どうしてもカマドを設置したかったオーナーの創作意欲が見て取れます。

今更ながら、直火のカマドは不便はかも知れませんが・・・「初めちょろちょろ中ぱっぱ」の要領で、ふーふーと火力を調節したり、吹きこぼれを気にしたり。電化製品の普及著しいこの時代に、都度外履きに履き替えて、土間を右往左往する手間や少しの不便は、かえっておもしろいかもしれません。

現在は、セカンドハウスとしての利用なので、全てのお部屋に畳がない板間状態です。そのまま畳を入れてスタンダードな和室を再現するなり、好みの空間に改装するなりしてもいいでしょう。
広いお庭付き、納屋付き、昔ながらの豚小屋付き、裏山付きのこの物件、興味ある方はどうぞお問い合わせ下さい。

（text：たくし）