330号線を通ると、小高い丘の上に見える【白い街】があります。みなさんも、一度は気に留めたことがあるのではないでしょうか。

昭和後期に建てられたモダニズムを感じるマンション。
自然の地形に調和し、傾斜地に段々と建築された姿は、リゾートホテル？と思わんばかりに空想的な世界が広がります。

今回は、そんな、ひと際目を惹く【白い街】の中からお部屋をご紹介します。

まず初めに出会うのが、黄色い手すりがアクセントの、ながーい階段。
「ここを登るの？」と自らのエネルギー残量を気にかけましたが、エレベーターの存在に安堵しました。斜めに上下するエレベーターには（ロビー・プラザ・レジデンス・アスレチック）のボタン。各階表記でないのもワクワクしますね！

お部屋はシンプルな4LDK。
細長い廊下に沿って4.5畳のお部屋が3つと、ダイニングルームを引き戸で仕切ったお部屋が1つ。
引き戸を開放すれば、LDKを広々と利用することもできます。

そして、なんといってもこのお部屋の目玉スポットである、広々としたバルコニー。
街の向こうに広がる海を眺めながら、どんなことをしようか…。夜景もきれいなんだろうな…。ハンモックとか置いちゃったりして…。妄想が膨らみます。

「晴れているときは慶良間諸島まで見えるよ～、ロケーションは最高ね～」と偶然出会った住民の方も教えてくれました。

学校や商業施設、美術館や公園も近くにあり、とても住みやすい環境かと思います。


ただし、しっかりとお伝えしたいのは、このお部屋はリフォームが必須ということ。
築36年。歳月を重ねた室内は、床が一部柔らかくなったり、壁紙の剥がれや水回りの整備など、生活するにはお色直しが必要です。

新築マンションは高くて手が届かないけれど、自分好みのお部屋に住みたい。
利便性の良さは譲れないけれど、自然を感じられる場所がいい。

そんなクリエイティブなお気持ちの方、ぜひ、お問い合わせをお待ちしております。


～余談～
今回の物件の敷地に足を踏み入れた時に、頭の中で音楽がずっと流れていました。
スタジオ何とかが作った、魔女の女の子が宅配便を届けにホウキにまたがって空を飛んでいく物語…。

あの映画のBGM、好きなんですよねぇ～。
この記事のタイトルも、あの映画のBGMからお借りしました。

あのベランダに立てば、空に飛びだしていきたくなるような気分になること間違いなし。


「落ち込むこともあるけれど、私この町が好きです…。」


text: Eri & しばす