迫り出したガラス面のスペース、高い天井、ピクチャーレールのスポット照明、綺麗に仕上げられたコンクリート打放しの壁。
説明するのも野暮ってもんですが、見てのとおりギャラリーとしてしつらえた空間でございます。

那覇市新都心の住宅街にひっそりと佇むこの物件は、1階がギャラリーで2階から上が住居の4階建て。
プリン形の滑り台がある、天久プリン山公園のお向かいに立地しています。

お気づきかと思いますが・・・
先にご紹介した「ギャラリーの住人」の1階部分。127平米(38坪)で、ギャラリー、事務所、店舗のテナント募集でございます。

ドカーンと抜けた大空間は、こだわりの材質とこだわりの設備を用いて、愛情いっぱいに造られたのがヒシヒシと伝わってきます。
無機質なコンクリートの壁と高い天井。建物正面のガラス面には特注のバーティカルブラインドが設置されているため、光の具合はご自身でご調整くださいませ。

何からご案内しようか迷いどころですが、この空間の特筆すべきはフローリング。
フローリングと言えば、おおよそ木質板や木質角材を面で並べて張り巡らせたものが主流ですが、ここのフローリングは角材の小口をスライスして、小口面を敷き詰めています。
わかりやすく言うと、金太郎飴をスライスして、金太郎が見える面をひたすら並べた感じ（おわかり？）

四角の連続がずらっと130平米ほどの床を作り出している事に気づいた時は、流石にギョッとしたのは言うまでもなく。
これまで数ある空間の、いろいろなこだわりを見てきましたが、この空間のこだわりっぷりは賃貸ではなかなか出会えないでしょう。

「すごい」だの「かっこいい」だの説明すればするほど、かえってチープに聞こえてくるので、このあたりで勘弁してください。

強いて言うならば、ここまで凝っていると正直、貸出す側（オーナー）も、借りる側も勇気のいる物件である事は間違いなしです。
加えて、駐車スペースが1台のみというミスマッチな条件ではございますが、ここぞ！と思う方はまずはお問い合わせくださいませ。

この大空間を、、このギャラリーの使い方を、、ご存知の方お待ちていおります。
※この物件は、オーナー審査がございます。

（text：たくし）