那覇空港より自動車道を経由し、沖縄本島を北へ東へ。パイン畑を横目に進むこと2時間。県道70号線から脇道を入った先に所在します。

フクギ並木を抜けるとぽっかりと約500坪（斜面含む）のプライベート空間が出現。
大自然にポツンと設置された、良い意味で無骨なコンテナハウス。乾いた赤土の大地と相まって、アフリカのサバンナを思わせる雰囲気です。さすがにサバンナ並みの動物達は期待できませんが、付近ではイノシシが出るとか出ないとか。。

７帖のキッチンと20帖の部屋から構成されるコンテナハウスには、電気・ガス・水道のライフラインが設備され、浴室・トイレ・キッチンが使用可。言ってもコンテナハウスなので、夏は太陽の日差しを受け暑く、冬は寒い。雨の日には雨音が建物内部へ響き渡るなど自然のもたらす影響を直に感じる建物です。
また、時を経たからこそ味わえる全体のサビ感がコンテナを一層演出してくれていますが、経年劣化からくる壁・天井の老朽化も否めません。建物のメンテナンスも含めて楽しんで頂ける方向きです。

近くにある「山の駅」と呼ばれる共同販売所には近所で採れた野菜や果物が販売されていて、村のコンビニとして生活の必需品が購入できます。また、この唯一の販売所は地域の人達のコミュニケーションの場として大事な場所となっているようです。

キレイな水が流れる川があったり、エビや魚が捕れたり。夜中に外出すると夜行性の野生動物に遭遇する恐れがあったり。ヤンバルの広大な自然の中で日々の喧噪を忘れて過ごしたい！という方、是非お問い合わせをお待ちしています。

（text：うえはら）