南風原町津嘉山。那覇にもすぐに出られて、ショッピングモールや飲食店も立ち並ぶ、住みよいエリア。
そんな個人的なイメージを持っている津嘉山の高台にありますのが、今回ご紹介する物件。

お庭から見えます景色は、なんとまぁ気持ちのいい、開けた景色でしょう。
海こそ見えませんが、オーシャンビューに勝るとも劣らない開放感があります。

建物は平屋の3DK。玄関スペースのレンガと白い壁に映える屋根の赤いラインが特徴的。
玄関先にはミカンかな…？柑橘のかわいい実ができていて、これまた良い差し色になっておりました。

そんな柑橘の香りに後ろ髪をひかれながら玄関ドアをくぐります。
広々としたエントランス。見上げると木材の天井から覗く丸いダウンライトと目が合う。

入ってすぐ右手の部屋は、いきなりびっくり。なんと鏡張りではありませんか。
撮影の際にはオーナーさんも来ていただき、お話をお聞きしたところ…。
昔は体操教室やピアノ等の習い事のスペースとして子供たちでにぎわっていたそうです。
だから玄関スペースにもトイレがあるのかと、合点がいきました。
当時の子供たちがワイワイ仲間と学び合っている姿が、勝手に脳内再生されます。


そこから先はプライベートなスペースとして使われていたであろう、ダイニングキッチンと和洋室が一つずつ。
キッチンは当時の面影が残っておりましたが、中でも目を惹いたのが壁に取り付けられた「DISH DRIER」。
食器乾燥機なんでしょう…。何年物なんだこれは…。このレトロなお花柄、今でも売れるんじゃないかな…。
その他、水回りは洗面スペースを挟むようにバストイレが配置され、なんだか美しい。

和室、洋室のお部屋はどちらも南向きなので日当たりは最高。ここでお昼寝なんて最高じゃない…。
お庭も十分なスペースがあり、ワンちゃんだってゆったり遊べそう。
植栽モリモリにしちゃって、素敵なお庭になりそうな予感…。


正直、すぐにすぐ、住み始められる物件ではありません。
だがしかし、立地と建物の持っているポテンシャルは光るものがあると思います。
どなたか、このお家に息を吹き込んでいただける方、お問い合わせをお待ちしております。


text : しばす