もうもうと木が茂る岸辺を流れる深緑の川はまるでアマゾン川

世界一の河川と比較するのは少し気が引けますが、沖縄最大の流域を誇る比謝川。そのほとりに建つ外国人向けの建物はきりっと直線が映える四角い形。

無機質な建物と木々が生い茂る対岸とのアンバランスさが面白い。

さて、ご紹介するお部屋はその建物の3階部分。
玄関ドアをあけると広いLDKがお出迎え。西側の大きな掃出し窓から見える比謝川の対岸の緑がダイレクトに目に飛び込んできます。
目下に流れる比謝川では、レクレーションを楽しむ人々が右からやってきて、左に移動。つまり、ベランダから見ると上流が右側なのです。

そのレクレーションも様々で、カヌーやカヤック、今流行の SUPボードで楽しむ姿を望めます。

人間はリフレッシュしたいとき無意識に緑色を求めるのだそう。ということは、この景色はまさに癒し。仕事が忙しかった日もこの大自然でリフレッシュ！可愛いあの娘にふられても、翌日にはリフレッシュ！
白いシャツに醤油をこぼして落ち込んだ日も、翌日にはリフレッシュ！
「リフレッシュ！の大バーゲン」状態です。

キッチンは広めの対面キッチン。ただ、外国人向けにしつらえてあるので少々高め。背の低い方には使いづらいかもしれません。
また、お部屋の配置的にも決して使いやすい間取とは言えず、
家具などの配置は少し工夫が必要ですが、そこはセンスの見せ所。格好よく配置してください。

床はおなじみのＰタイル貼りなのでフローリングとは違い、裸足でペタペタと歩くには冷たさが身に染みます。
スリッパや靴下を履くなどして対応をお願いします。

それでも、天気の良い日は周囲の自然のマイナスイオンをふんだんに感じられますし、静かな環境なのでバルコニーからボーっと川の流れを見てるだけでも心穏やかな時間を得られるはず。

（text：山さん）