沖縄不動産文庫をご愛読の皆さん、誠にありがとうございます。

今回は、なんと表現したら良いでしょう。
かつて、このような物件紹介はあったでしょうか・・・


こちらは「ピンク色の街に佇む、一棟ビル」なんです。


私も初めて足を運びました。
商業が盛んな地域、または盛んだった地域の奥先に、大人の娯楽施設をお見かけしますよね。


ー沖縄市美里ー
高速道路の南インターを降りて15分、国道329号からほんの少し入ったところ。（吉原）という名称で親しまれています。


1階は店舗、2,3階は小さな居室がつらつらと存在し、4階は開放的なワンルーム。
お手洗いは各階に完備、エアコンも数台あります。屋上からは遠くに海が見えて、風がよく通りますよ。

1階店舗は、前入居者さんが飲食店としてリフォーム済なので、ほとんど手を加えずに利用できちゃいます！エアコンやキッチンのダクトも新品同様で、お手洗い、木材のL字カウンターもそのままどうぞ。初期投資を抑えつつ事業を始めたい方にはピッタリです。

1棟貸しなので、店舗を構えながら上階を倉庫として利用するのも良いですし、広いので修繕を加えて、居住するのも面白いかも（？）


取材中、お姉さんさんたちに声をかけられました。
「昔ここは、美味しいそば屋だったのよ〜、よく通っていたの」とのこと。
周囲に飲食店が少ないこともあり、繁盛店だった様子。


建物の条件だけで見ると、すぐに決まりそうな良い物件ですが
気にかかるのは「立地」でしょう。

なんせここはピンク色の街。

建物は、街のY字路にしっかりと杭を打ち、シンボルのような存在感があります。

それでも、近くに公園があり、住宅があり、猫と戯れる子どもたちの姿もあり。
不思議ながらも、それぞれの色や個性が共存する街だと感じました。

ここで生きていくには、少々の「たくましさ」は必要でしょう。

しかし、不安材料も味付け次第ではありませんか・・？


この街の色を包み込み、背筋を伸ばして堂々と歩けるあなたなら大丈夫！
建物のポテンシャルを活かしつつ、自己表現をしてください。


「夜はもっと楽しいわよ、遊びにおいで」とにっこり笑うお姉さんの笑顔が光ります。


現場からは以上です！！


気合を入れて、お問い合わせをお待ちしております◎


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