綺麗に整列した四角い箱たちが立ち並ぶ読谷村大湾の外人住宅街。
その一つ一つに記されている、ハウスナンバー。
「ボクの出席番号はこれなんだよ！」と、通りに入ってきた人たちに主張してきます。
ただのアルファベットと英語なんだけれども、そこにすら個性が出ていると感じてしまう私です。

今回ご紹介します外人住宅は、C組の137番くん。
周りのナンバーと比べると、ちょっとイタリックの可愛いフォントになっていて、個性出してきてます。はい。
ここだけ見ると、他の部分も個性出して尖っちゃってんじゃないの？と、想像しながらドアの中へ。


するとどうでしょう。なんてシンプルな間取りと内装でしょうか。
使いやすい広さのリビングに、無駄のないキッチン。
間取り図を見ると、同じ縦のラインにユーティリティ(家事室)と浴室がまとめられています。
さらにその奥に、左右対称の洋室が2つ。きっちり並んでいます。

第一印象、まじめな好青年って感じ。


ちょっと細かく見てきましょうよ。
まず、エアコン全室についています。嬉しい。
モニター付きインターホン。これも地味に嬉しい。
駐車場に出ると、1台分くらい屋根付き。とても嬉しい。
裏庭もついていて、屋根付き洗濯場もある。すごい嬉しい。
古き良き、オリジナルを生かした外人住宅なんだけれども、痒い所に手が届く優しさがあります。

第二印象、細かいところにも気が利くジェントルマン。


駐車場は縦列ではありますが、車種によっては3台停めたりして。友達もたくさん呼べるね。
ユーティリティースペースには趣味の道具なんか置いちゃったりして。すぐに出かけられるね。
南側の陽の当たる裏庭で大きめの植物とか育てたりして。緑のある生活、いいね。

第三印象、遊びにもとことん付き合ってくれるいい友達。


「尖っちゃってんじゃなの？」とか言ってごめんね。すごい良いヤツでした。
誰か一緒にこのお家に会いに行きませんか？お問い合わせお待ちしております。


注1）「外人住宅」とは、米軍属の賃貸用として1950年ごろから建築されたコンクリート住宅の相称・略称です。
注2）第一種低層住居専用地域で、住宅以外の使用用途には制限があります。詳しくはスタッフへ。


text : しばす