この道　ずっとゆけば　あの街に　つづいてる　気がする
カントリー・ロード

坂道を二人乗りの自転車で駆け抜ける、あの映画のワンシーン。
その画角に一瞬ばかり写っていそう・・そう感じましたこの建物。

ひとは斬新なデザインや情熱的な色をよく記憶するけれど、
当たり前に街に馴染んだ（誰かの大切なところ）を思い出せないことが多い。

″当たり前″は日常の足元を照らし、
五感を司どる大切な存在なのに・・
と少しの寂しさを感じるのはこちら側だけで、建物は相も変わらず、堂々と鎮座しています。


ー沖縄市高原ー

坂道を登った小高い道沿いに、白く大きく、どっしりとしたお家がその顔を見せます。
名前は「916アパート 」
ブーゲンビレアが優しくお出迎え。

1フロア1世帯の2階建てアパート。
2階に続く階段アプローチに南国植物の生命力を感じます。


築年数は38年とそこそこながらも、
リフォームをされた室内や敷地内を彩る植物から、
長年愛でられながら、この地で良い年の重ね方をしている様子が伺えます。


お部屋は書斎付き3SLDKの広々とした間取り。
ファミリーはもちろん、部屋数が多いので使い方によってはゲストルームもつくれちゃいます。

和室をリフォームしてフローリングにしており、たっぷり収納やウォークインクローゼットも確保。
「CUCINA」のオリジナルキッチンにも現在のオーナー様のセンスを感じます。

遠くに海がチラッと見える所も、にじゅうまるです。


お気軽にお問い合わせください。


注）間取り・仕様は現況優先となります。


text:Eri