「もったいない」

この建物を拝見したとき、そう感じました・・

日常生活の中で耳にするこの言葉の由来は
「ものが持つ本来の価値を無くしてしまうことが惜しい」という仏教用語からだそう。

まさに、そんな気持ちです。

かつて、1階は飲食店・2階はカラオケボックス。外階段から登る2階（カラオケボックスからは繋がらない隣家）は住居として利用していました。オーナーさんはもう少し大きな店舗を構えたいとのことで移転したそうです。なんと、お店の内装や家具は自家製がほとんど。すっごくセンスが良いと思いませんか（キラキラ）


あの賑やかだった空間が想像できるほど、まだまだ役目を果たしてくれそうな物たちが、静かに出番を待ち望み座っています。


場所はうるま市石川。高速インターを降りて5分ほどで到着します。
この辺りは古くからの建物が多い印象ですが、スーパーや飲食店、ホームセンターも近くにあって住みやすい環境かと思います。
また、街の名物である「闘牛大会」は年3回行われ、闘牛場にたくさんの人が集い、娯楽として楽しみます（ヒーヤイ）


今回は、敷地内にある2棟。現状有姿でのお引き渡しです。
この箱を生かしつつも自分で空間を作るのが好き！という方には、ばちーっと響くのではないでしょうか。


確かに建物は古く、必ず補修が必要です。雨漏れもありますし、床がベコベコしている所もあるし、屋上への階段は急だし。あれやこれやと理想を追い求めるとキリがありません。納得がいく姿まで、ある程度の時間やお金もかかるでしょう。

でも、案外、それって楽しいかも？

「0から1は苦手だけど、土台さえあれば、わたしは踊れるのよ！！」と自負しているあなた。思う存分、こちらのステージにスポットライトを当て、舞い上がりください。


お気軽にお問い合わせをお待ちしています。


Text Eri