沖縄不動産文庫ディ・スペック 入居者のその後 取材ノート

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入居者のその後を取材しました

看板と自転車.jpg

【入居者データ】

■物件タイトル「シェアスペースパパラギ」
■所在地/沖縄県糸満市西崎
■入居人数/1人
■用途/オフィス兼アトリエ
■職業/黒板デザイナー
■artichalk co(アーティチョーク栗田貴子)

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【入居前のライフスタイル】

オーストラリアでチョークアートと出会いました。
語学留学でオーストラリアへ行った頃は、ちょうど日本にスターバック
スカフェなどが入ってきて、「カフェ」というのが今後増えていくだろう
なぁという時期でした。チョークアートはまだ日本ではあまり見ないも
のだったので、いいなと思いました。

日本に戻り、横浜で会社員として翻訳の仕事をしていたんですけど、
流れてきたものを処理するような仕事に違和感があったんです。
子供の頃からお小遣い制ではなく、お皿洗いやお風呂洗い、お米とぎ
などのお手伝いでお金をもらっていたので、自分でやっただけ成果を
得るというのが身についていたというのもあります。
会社を辞めて、再度オーストラリアへ出発したんです。

【黒板デザイナーになる】

「これならできる。これしか。これでしょ。」
オートラリアは観光ビザだと3ヶ月しか滞在できなかったので、3ヶ月
じゃ足りないと思い、大使館の方に相談したんですよ(笑)
やっぱり断られたんですけど、「君のやりたいことを作文に書いて提出
してみたら」と言われて。早速、思いをこめて作文を書き、大使館へ
送ったんですね。そしたら、滞在期間を6ヶ月まで延ばしてくれて!
「ラッキー!やってみるもんだな」と思いました。

実際には、チョークアートを教えてくれる場所は少なくて。シドニーで
もメルボルンでもだめで。ブリスベンでやっと先生を見つけたんです。
看板屋さんなんですよ。毎日通って仕事を見て質問したり、描いた絵を
みてもらったりと夢中で覚えました。チョークアートがすごく好きに
なって、これならできる。これしか。これでしょ!仕事にしようと思い
ました。
artichalk co

【引っ越しのきっかけ

「チョークアートの看板を街に広めたい」
人に教えることを8年くらいやっていて、そこから学ぶことや喜びも
あります。でもアウトプットばかりで、自分の製作時間を作れなくな
っていたのがストレスで。本来自分がやりたい事って「チョークアー
トの看板を街に広めたい」だった。。。原点に返らなきゃと思い、チ
ョークアートを始めてちょうど10年目に沖縄へ来たんです。
朝起きると、鳥の鳴き声が聞こえたりするような自然がすぐ近くにあっ
て、気候も温暖で食べ物も豊富にあって。休みの日には海へ行ったり
時間を肌で感じられるような生活がここではできるかも知れない!
直感みたいなのが働いた気がします。

【物件の決め手

「全体のスペース」と「人」ですね。
他ではあまりないと思います。パパラギの皆さんはクリエイティブな直
感みたいなものを持っている人たちなので、そこに入れたらいいな。
絶妙な距離感で、みんなおもしろいし。私はあまり協調性がないので
正直やっていけるかな、という心配もあったんですよ。引っ越しを決め
てよかった。

最初は改装するつもりはなかったんですけど、実際に買ってきた机
とか家具とかをそのまま置くと、なんかしっくりこなくて。木や、ぬ
くもりのある素材でなきゃ合わないかな・・と。テーブル、床、棚も
自分の好きな色に塗ったら愛着がわいてきて、床は、塗った後の研磨
もさせてもらったんです(笑)。しっかり塗りすぎて、削る方が大変
だったけど、こういう作業がすごく楽しい。横浜じゃまずスペースが
ないし、ペンキやスプレーの匂いや音が気になって、なかなか作業が
出来ないんですけど、ここはいいですね。

「沖縄」「マッサージ」かなんかで検索して、ディ・スペックさんの
サイトから安楽さんへたどりつき、マッサージで来た時に、ここ
(パパラギ)すごくいいなと思ったんです。自分一人で物件を借りて
オフィスにしていたら、周りの人とつながりにくかったと思います。
relaxationroom 安楽


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【沖縄でのカルチャーショック】

沖縄に来て感じたのは「みんな優しい」ということです。
私、雨の日に自転車で転んじゃったんですよ(笑)。そしたら、通りがけの車が止まって
「大丈夫ですか」って声をかけてくれる方がいました。横浜じゃあり得ない!
電車とホームの間に落ちたときでも誰も立ちどまらず「都会ってこわいな」と思いました。
自分で這いあがったんですけど(笑)。

前に、このパパラギ近くの道路に紙(よく見たら価格表みたいなもの)が散乱していたので、拾っていたら・・・あ、金城さんって担当の方のものらしかったんですが(笑)。
トラックから降りて来て、別の車の方も降りて来てみんなで拾いはじめたんですね。皆さん私の資料だと思ったらしく「はい」って渡してくれて。もう私、日記に書こう!と。みんななんでこんなに優しいんだろうと思いました。

沖縄の人は心に余裕があるんだろうなと思います。
多分、都会の人は「不足している」と思っていることが多いのかな。そう考えると、不安になったり、イライラするし、優しくなれないんじゃないかな。沖縄の人は「満たされている」と感じている人が多いのかなと思います。

あと、アメリカへいった時に感じたのと同じように、沖縄にはその人自身を受け入れる周りの環境があるなぁと感じます。それぞれが主役というか、同じである必要性を感じないですね。

運動場の土の色と、空の色、街路樹や草の緑はあり得ない!
色鮮やかで、目に飛び込んできますね(笑)。

【お気に入りのもの

「床かな。床が一番気に入っていますね」

【物件のメリット・デメリット

私にとっては、メリットばかり。作品を作るときに
建物の外や共有スペースを使っても良いところ。
仕事にのめり込みすぎているときに、お茶に誘って
くれるのも、心地よい息抜きになっています。

デメリットは、しいていえばパパラギが住まいから
離れていることくらいかな。私、運転が苦手なので(笑)

【ディ・スペックについて

ディ・スペックさんのウェブサイトは以前から見て
いて、横浜で仕事をしている頃サイトを見て癒され
ていましたよ。いつだったか、スタッフ募集の広告
をみて、あぁいいな、ここで働きたい!と思いまし
た(笑)

これまで不動産屋さんにはあまりいいイメージが
なくて、何回かもめた事もありました。
だまされないぞ、みたいな防御の為に宅建の勉強
をした時期もありましたよ。
ディ・スペックさんのブログを読むと、働いてい
る人たちも楽しそうで。
こんな不動産屋さんもあるんだなと思いました。


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鳥.jpg鳥.jpgチョークボード下.jpgチョークボード下.jpg丸テーブル.jpg丸テーブル.jpg床.jpg床.jpg看板.jpg看板.jpgベタ.jpgベタ.jpgブラジル.jpgブラジル.jpg教材.jpg教材.jpg